赤ちゃんに届くDHAは発売

10周年を迎えます

赤ちゃんに届くDHA

赤ちゃんのすこやかな成長を願うママ・パパの思いとともに
「赤ちゃんに届くDHA」は発売10周年を迎えます。

これまでに出荷された数は約200万袋以上

10年前(2011年)に母乳のママ向けの食品として発売したときは、
母乳にDHAが含まれていることを知らない方も多く、
「なぜ私がDHAをとらなければいけないの」という質問もいただきました。

今では複数の育児用商品を取り扱う企業からママ向けのDHAが販売され、多くのママの手に行き渡るようになり、
ママたちのあいだでDHAを摂取することがめずらしくなくなりました。

ご購入いただいたママからは、DHAそのものの良さや、原材料の確かさ、摂取のしやすさだけでなく、
母乳を通じて赤ちゃんに何か良いことをしてあげている気持ちになれることに、満足されている様子がうかがえます。

ママ向けのDHA商品が、
多くのママに支持されるようになったのはなぜなのでしょう

  • 赤ちゃんの発育に役立つ

    「育児にはお金がかかる。でも赤ちゃんのためにいいものなら自分の化粧品代を削ってでも購入したい。」。この商品を開発するとき、育児経験のあるママに言われたことが発売を後押ししました。

    発売前、社内には「ママたちに、本当に受け入れてもらえるの?」という声がありました。これまで誰も取り扱ったことのない商品でしたので、開発担当者も悩みました。でも、先ほどのママの言葉が担当者を勇気づけてくれました。

    DHAはお魚をたくさん食べる国のママの母乳に多い成分。日本、ノルウェーなど、食生活にたくさんのお魚が登場する国の赤ちゃんは、生まれた日から母乳を通じてたくさんのDHAをとっています。

    赤ちゃんの発育に役立つ

  • 確かな原材料を選んでいる

    確かな原材料を選んでいる

    赤ちゃんのためにママが摂取するものだから原料はとても大切です。「赤ちゃんに届くDHA」はマグロやカツオが原料です。捕獲後にすぐに冷凍され、新鮮な状態で工場に運ばれるマグロやカツオの頭の部分を原料にしています。

    なお、身はツナ缶などになり、DHAを抽出した後の残さは魚粉として飼料に使われます。海の恵みであるお魚のすべてを無駄にすることなく、私たちの健康に活かしているのがDHAという素材です。

  • 水銀検査を実施している

    繰り返しになりますが)赤ちゃんのためにママが摂取するものだから原料はとても大切。DHAの製造単位ごとに水銀検査を実施して、水銀が検出限度以下であることを確認しています。

    ※なお、私たちが仕入れているDHAのメーカー様の製品は、臭い、味、環境汚染物質などの含有量なども厳しくチェックされています。すでに十分な検査をされているのですが、ママに安心していただくために、水銀に関するチェックがされたものを証明したものを使用しています。

    水銀検査を実施している

  • 続けやすい

    ママが摂取するDHAの「飲みやすさ」「続けやすさ」とは何か?

    粒サイズ、粒数、そして価格。検討した結果、楕円形の長い方が12.5弌短い方が8个離汽ぅ此 1日3粒、1日約65円の商品に仕上がりました。

    サイズ・粒数

    摂取しやすいことが続けやすさに大きな影響を与えると考えて、さまざま組み合わせから、摂取しやすい1粒あたりの大きさと粒数を決めました。また1日3粒には、朝、昼、晩のお食事の時に召し上がる方にわかりやすいのでは、という思いもありました。

    1日約65円

    続けやすさは、お財布事情も大切。消費者調査で、1日あたりの価格がおおよそ100円と判断される80円以上の価格だと、購入にちゅうちょするママが多いことが分かっていましたので、包装資材、1袋あたりの粒数などを何度も検討しました。
    1日あたりのDHAの量は、中くらいのアジ1尾分やシャケの切り身1切分なのですが、当時の担当者が買い物をしていた安売りスーパーの特売価格でも1尾(1切)65円はなかなかない価格でしたので、ママにもある程度お許しいただける価格だと考えました。

  • ちょうどよいDHAの量

    ちょうどよいDHAの量

    今、ドラッグストアや赤ちゃん用品専門店などのお店で売られているママ向けのDHA商品には共通点が1つあります。それは1日あたりのDHA量が350mgということです。

    雪印ビーンスタークが開発した2011年当時、日本人の食事摂取基準では、オメガ3系脂肪酸のDHAとEPAの1日あたりの摂取目標量が1000mg以上とされていました(今はこの目標量は削除されています)。一方で、雪印ビーンスタークが実施した妊産婦さんの食事調査では、1日あたり約650mgのDHAとEPAを摂取していることが分かっていました。

    この差が350mgでしたので、ママたちの生活にプラスしてほしい量が摂取できるようにしました。その後、続いて発売されたママ向けDHA商品も同様に350mgとなっています。各メーカーの検討でも適切な摂取量として判断されたということですので、はじめて発売したメーカーとしてはちょっとうれしいことです。

  • わかりやすい表示

    DHA350mg、といわれてもピンときませんよね。そこで身近で原料でも使われているお魚であるカツオで表現することにしました。でもカツオは季節によって「脂(あぶら)の乗り」が違いますので、秋獲りのカツオの刺身2枚半(約40g)としました。マグロの赤身20枚分!も間違いではないのですが、食べられない量を例に示すのは過剰な表現になりますので避けるべきだと考えました。

    わかりやすい表示

  • ネーミングの工夫

    ネーミングの工夫

    この商品はママに召し上がっていただきたい商品ですが、赤ちゃんの発育に役立つもの。これをお伝えしつつ、赤ちゃんに上げてしまうような誤解を生じさせない商品名を工夫した結果、赤ちゃんに届く®という言葉を選択しました(赤ちゃんに届くことは、飲用試験でも確認済みです)。社内での女性向けアンケートでの「わかりやすい」という評価も後押ししました。

  • ママ向けに栄養指導をしてきた
    栄養士の声から生まれ、栄養士が広めた商品です
    きっかけはママ向け栄養相談会

    ママ向けのDHA商品が生まれたきっかけは、母乳栄養をめざすママ向けの栄養相談会についての検討会でした。
    雪印ビーンスタークには、全国に、産前、産後の栄養相談や離乳食相談を行う数百人の栄養士が活躍しています。ママたちにわかりやすい栄養相談を行うために、定期的に勉強会や検討会を行っています。

    2005年頃のある日の名古屋での検討会。産後のママにバランスの良い食事のお話に興味を持っていただくにはどうしたらよいか、がその日の議題でした。産後のママは、出産後でお疲れであり、母乳のこと、赤ちゃんのことで頭がいっぱい。ママ自身の栄養のお話にはなかなか興味をもっていただけないことがあります。この日の検討会での結論は、ママの食事と母乳はつながっている、ということを説明しようということでした。

    この食事と母乳のつながりを説明するのが「DHA」でした。この当時、すでに、お魚を食べる量が日本人ほどではない国の人の母乳中のDHAやEPAの量は、日本人の母乳中の量よりも少ないということが文献で示されていました。また、日本人の間でもお魚の摂取嗜好や摂取量が母乳中のDHAやEPAに影響するということも示唆されていました。

    この検討会のあとの栄養指導では、以前よりも、ママたちに栄養指導に対して興味をもっていただけるようになりました。この栄養相談会の検討結果が、数年後の赤ちゃんに届くDHAの開発のきっかけとなりました。

  • 栄養士資格をもつ研究員が開発

    この商品を開発したのは栄養士の資格をもつ女性の担当者でした。
    粒の形はだ円形になることは決まっていました。お薬や水で飲みこむタイプのサプリメントを飲むのが苦手な女性でも摂取しやすいだ円の形やサイズについて検討を繰り返し、ママが摂取しやすい=続けやすい1粒あたりの大きさと粒数をきめました。

  • 全国の栄養士がママたちにDHA摂取の大切さを啓発

    発売にあたり、全国の各地域の栄養士に向けた勉強会を実施しました。栄養士としては栄養補助食品ではなく、日ごろの食事からバランスの良い栄養をとってもらいたいところ。でも、日ごろの栄養相談の中で、年々、ママたちのお魚の摂取量が減っていることを実感していました。

    勉強会ではまず、産前産後のママのDHA摂取が赤ちゃんの健康的な発育に役立つことを示す研究成果がたくさんあることを理解しました。そして、母乳からDHAを赤ちゃんに届けることができる「赤ちゃんのための食品」であるこの商品の伝える準備を十分に整えてから、全国の栄養相談会にて、ママたちに赤ちゃんに届くDHAを広めていきました。

  • 母乳研究結果を生かして必要性を確認

    雪印ビーンスタークでは70年の歴史をもつ母乳研究データがあり、1989年以降に収集した母乳はマイナス80℃の冷凍庫に大切に保管されております。

    DHA商品の開発にあたり、母乳研究を担当している当社研究員が1989年の母乳と2008年に収集した母乳を分析して、この約20年間で母乳中のDHAの量が約2割減少していることを突き止めました。国民健康・栄養調査でも魚介類摂取量が2割減少していることが分かり、日本人の食生活の変化が母乳のDHA量の変化にも影響を与えている可能性を示すものでした。

    またこの研究員は、お魚の摂取量が少ない産後のママたちを対象に、1週間、摂取していただき、摂取前後の母乳中のDHAの量を比較。ママたちからお預かりした母乳の分析した結果、より多くのDHAが赤ちゃんに届いていることが分かりました。この結果は学会でも発表されました。

これからも、赤ちゃんとママ・パパのために

赤ちゃんにとって最良の栄養である母乳は、
赤ちゃんの発育に役立つものがたくさん含まれていることが分かっており、
DHAもその1つです。

お魚の摂取量が少ない国の母乳にもDHAが含まれることから、
赤ちゃんの健康的な発育に一定の役割をもっているのでしょう。

このことについては、これまでも明らかにされていますし、
これからももっとわかってくるのではないかと思います。

発売から10年。

産前産後の栄養相談会でお話しした栄養士の言葉を聞き、
赤ちゃんのすこやかな発育につながるものとして
「赤ちゃんに届くDHA」を選んでくださった
多くのママたち・パパたちに心から感謝申し上げます。

大切な赤ちゃんのために、そして赤ちゃんのすこやかな成長を支えるママ・パパのために、
これからも赤ちゃんに届くDHAをお役立ていただければ幸いです。